どうなっちゃうんだ困り果てる。

ちょっと覗いてみるつもりだったV6にドはまりしてしまった音大生のブログ。

音大生、ジャニーズアイドルにはまるの巻。

私がV6ファンになってから早一年が経過したので、記念にブログを立ち上げみた。

本当にド新規ファンで記事にできるような考察や現場感想は何もないのだが、Twitterの「#お前らがV6ファンになった理由を晒せ」タグや色々な方がブログで書かれているV6にはまった切欠の記事が凄く好きで、自分もマネしてみたくなってしまったのだ。

 

■V6にはまるまでの私とジャニーズ

私は現在、某音大の大学院に通っている。専攻は声楽。

「音大生ってポップスとか聴くの?」とよく聞かれるが、普通に聴きます!でも音楽番組を観たり旬な歌手の新譜をチェックしてたのは中学生ぐらいまでで、高校で音楽科に入ってからは全く最新の情報について行けなくなってしまった。なので私のiPodは2005年辺りまでのポップスの曲が少しと全く世代じゃないけど大好きな昭和歌謡、そして大量のクラシック音楽という偏りまくったラインナップなのだ。

そしてジャニーズアイドルというものには人生で一度も興味を持ったことがなかった。正直なところ「顔は良いけど歌がちょっとな…」という所もあり。家族にもジャニーズ、というかアイドルのファンというのが一人もおらず、TVなどでウチワを振っているジャニオタの映像を観ても、何か凄い熱いな…と思うだけだった。

しかしアンチというわけでもなく、花より男子とかIWGPとかジャニーズ主演のドラマも普通に観ていたのだ。嵐ぐらいまでならメンバー全員の顔と名前が一致している程度のジャニーズ知識。

兄の影響でくどかんドラマは毎回観ていて、キャッツやタイドラに出ていた岡田君は勿論知っていたし、個人的にはジャニーズで一番イケメンだと思っていた。でも特別ファンというわけでもなく、CMに出ていれば「やっぱりイケメンだなぁ」と思う程度だったのだ。

 

■V6にはまるまでの私とV6

小学生の時に何が流行っていたって、「学校へ行こう!」だ。特に未成年の主張B-RAPハイスクールは友達とマネをして遊んだし、今でも元号を思い出す時はDragon ashのメロディーに乗せてしまうくらい毎週楽しみにしていた。

でもその当時注目してたのはその企画に出てくる学生達で、その学生達の主張に突っ込みを入れたり、時には一緒に企画に参加したりしているV6には全然意識が向いていなかった。というかあまりこの人たちがジャニーズなのだという感覚も無かった。「Change the world」や「WAになって踊ろう」も知ってたけど、V6が歌っているのは知らなかったし。くどかんドラマで岡田君が綺麗な顔をしたアイドルなのだと気付いた時にはもう私は中学生で、「学校へ行こう!」を観ることはなくなっていた。

 

ここに当時(というかV6にはまるつい最近まで)の私のV6メンバーに対する印象を書いてみる。

 

・坂本君:鼻の穴が大きい人。凄く年寄らしい。

・長野君:正直一番地味だと思っていた時期が私にもありました…。

・井ノ原君:目の細い人。イノッチ。

・森田君:ガラの悪いチンピラっぽい人。カレーの歌を歌っていた。

・三宅君:ヘリウムガスみたいな声の人。

・岡田君:ただのイケメン。

 

我ながら酷い…。今だったら「いやそんなこと全然ないから!!」って声を大にして過去の私にV6の素敵さを力説できるけど、昔は私にとってV6はこんなもんでした。私の家族やジャニーズに詳しくない友達は未だにこんな感じだし。

 

■V6に注目した切欠

ジャニーズにはまることは一生ないだろうなと思っていた私が、何故V6ファンになってしまったのか。

事件は2013年の大晦日に起こった。我が家で家族と鍋を囲みながらTVをつけると、毎年お馴染み紅白歌合戦が丁度始まったところだったのだ。誰も目当ての歌手がいるわけではないが、三輪さん観たいなぐらいの気持ちでつけっぱなしにしていた。そして司会によって審査員が紹介される。その審査員の中に、2014年の大河で主演を務める岡田君がいたのだ。

その時あまみに衝撃走る。あれ、岡田君ってこんなにイケメンだったっけ…?と。

勿論常々イケメンだとは思っていた。でもそれは友達と話題に上れば「岡田君?あーマジイケメンだよね」くらいの軽いノリでだ。今思い返すとあの時の岡田君がそんなに神ビジュ(この単語V6にはまってから知った…)だったかは分からない。

その後ガキ使が観たいという兄弟の要望によりチャンネルはすぐに変えられてしまい、後に岡田君が超可愛かったと知ったSMAPのJOYやら何やらは観られず、本当に審査員紹介のあの一瞬で、私は岡田君に落ちてしまったのだ。V6が麗しい和装やWAを披露してくれた2014年ならまだしも、まさかの2013年の紅白落ち。

 

■V6ファンになった切欠

そうしてまんまと岡田君ファンになった私は、とりあえずTSUTAYAに赴き岡田君の出演作品を大人借りした。学校が始まる1/6まで部屋にこもり切ってDVDを鑑賞するというニート並の所業を働いたため、尻と足に椅子の形に痣ができたのは良い思い出だ。

「東京タワー」や「フライ、ダディ、フライ」の岡田君が美し過ぎて魂を抜かれ、改めて観直したタイドラの岡田君もビジュアル最高じゃねぇかとなり…。そして偶然見つけた伝説の修学旅行動画。トレスで流行っていることすら知らなかった。何これ面白い。これV6?え、イノッチってこんなに面白かったの?長野君何やってんの?

この人達の面白いエピソードがもっと知りたいとネットを彷徨い始めた私が見つけたのが↓の2つのTogetterまとめである。


V6伝説 - Togetterまとめ


「V6が言った衝撃的な言葉」まとめ - Togetterまとめ

これを読んだらV6が気になって仕方なくなってしまった。もっとV6の面白い所が見たい。6人でわちゃわちゃしている所が見たい!そんな訳で、私は遂にV6のコンサートDVDに手を出してしまったのだ。しかもコンサートでのパフォーマンスではなくMC見たさに。邪道。この時点で私にはまだ「ジャニーズ=歌がイマイチ」という考えがあり、V6は面白いしトークとかはもっと見たいけど歌は良いやと思っていたのだ。まぁその考えすぐ打ち砕かれるから覚悟しておけ去年の私!

そして当時は今のように高騰しておらずネットでの評判が一番良かったセクバニコンのWALK版を購入。MCやラスベガスへの旅を存分に楽しんだ。でその三日後くらいにOMGコン限定Aを買い、翌月二月までにREADY?コンとアニバコン限定AB両方揃えてるんだから正に沼にはまるが如くだったんだろうなと…。

↑のDVD達を観終わる頃には先述したようなV6への印象は完璧に払拭されていた。坂本君スーパースタイルお化けだし長野君全っ然地味じゃないしイノッチ超面白いし剛君ワードセンス半端じゃないし見た目からは想像しえない可愛さあるし健君あざとい天使だし岡田君は確かにイケメンだけど頭おかしい変態だし…。何この六人愛しい…。最初は岡田君にしか興味がなかったはずが、すっかりメンバー全員大好きになってしまっていた。

しかしその時点でコンサート本編はまだ観ておらず、MCと特典映像だけ観るという…我ながら酷い…。(二度目)

しかし先輩ファンの方々がTwitterやブログで書かれているV6のパフォーマンスに対する感想を読んでいるうちに、折角だしV6の歌も聴いてみようかなと思い立ち、とりあえず当時最新シングルだった「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」を聴いてみた。

またまたあまみに衝撃走る。え、ゴスペラーズですか…?と。

音高、音大の友達と何故「ジャニーズ=歌がイマイチ」というイメージを抱いてしまうのかという話になった時に、主な理由となっているのはやはり歌唱力が…という点なのだが、それともう一つ、グループに五、六人いるのに、何故全員がユニゾンで歌っているのかということだ。まぁジャニーズの歌はチラッと音楽番組で見かける程度の人達の意見なので、本当にイメージというか偏見というか、ファンの方達には怒られてしまうと思うのですが…。

せめてニ、三パートには分かれて歌ってみてほしいよね。一人一パートで六重唱とかやってくれたら絶対聴くわー(笑)みたいなことを言っていたんです。ごめんなさい、V6やってました。ホントにビックリしました。だってジャニーズがあんなにハモッてるんですよ?剛健に至っては主旋律全然歌ってないんですよ?ジャニーズの曲と言えばAメロからずっとユニゾンで、サビや大サビに入る前とかにちょっと誰かのソロが入ってまたずっとユニゾンみたいなイメージだったのに!イノッチってこんな真面目に良い声で歌えるの?ていうか、坂本君、歌上手過ぎかな???

等々実に様々な衝撃を受けまして、今まで私はなにをやっていたんだと目の覚める思いでコンサートDVDの本編に手を付けました。そこからはもうV6のパフォーマンスに真っ逆さまです。アルバムも買い、私の偏ったラインナップのiPodに初めてジャニーズの曲が入りました。やっぱり初期の曲は↑みたいにずっとユニゾンでたまにソロという感じなのですが、近年の曲は様変わりしていますね。全員がきちんとソロを歌っているし。

そして何といってもダンスが!私は自分がダンス経験がないので詳しいことは全く分からないのですが、素人目にもV6のダンスのクオリティがとても高いことが感じられる。ていうかこの人達こんなガシガシ踊りながらこの歌なの?ちょっと意味が分からないんですけど?と混乱している内にどんどん沼へとはまっていくのであった。

 

■そして坂本担へ

九月。剛くんの舞台やトニミュにも行き、ファンになってから初めての新曲発売や6人での音楽番組出演を経てすっかりV6に魅了されてしまった私は、遂にFC入会を決心。しかし担当の欄がなかなか埋まらず随分な期間、郵便局に行かれずにいた。

一月の私なら絶対に岡田君と書いただろう。今でも歌やダンス、演技、スタイルとか性格とかあらゆる要素を取っ払って顔だけで見比べたら岡田君の顔が一番好きだ。でももう私はメンバー全員が大好きになってしまっていた。坂本君がどれだけミュージカルスターか、長野君がどれだけロイヤル聖母でグルメ変態か、イノッチがどれだけ優しく熱く篤い心を持っているか、剛君がどれだけカリスマスーパーセンターなのか、健君がどれだけ悲しいほどにアイドルなのか、岡田君がどれだけ真摯で師範で残念なイケメンなのか知ってしまった。

本当に迷いに迷った。でも最後に、私は坂本君の名前を書いて郵便局に向かった。だって「君君」の衝撃が忘れられない。そしてあらゆるV6の曲でのソロパートや、ターザンの主題歌、「Time’s on my side」などのソロ曲で鳥肌が立ったことが忘れられない。あの抜群のスタイルで踊られる華麗でセクシーなダンスに思わず「かっっっこ良い…!」と悶絶してしまったことが忘れられない。

というわけで、私はめでたく坂本担になったのだ。もう最近は「まーくんさんカッコ良いエロい可愛い最高」と思って生きてます。「鼻の穴の大きい人」からえらい変化を遂げた。

 

 

 

何やら長々と書いてしまいましたが…。友達みんな音大生でジャニーズ好きな子とか全然いないので、吐き出せてスッキリ…。凄く自己満!ジャニオタがこんなに楽しいものだとは知りませんでした。自分がこんなにジャニーズアイドルに夢中になってるなんて、2013年大晦日の私に言っても絶対に信じないでしょう。

今年は遂にV6の20周年!去年秋ぐらいからの雑誌ラッシュや信じられないペースでの新曲発表、紅白初出場などがあり、そして今年は益々活発に活動してくれるであろうV6。良い時期にはまったと思います。とにかく今はV6のコンサートに行きたくて仕方ないです!

これからも本業に支障がない程度にV6沼にズブズブとはまっていきたい所存。